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坂城町で今日から「ばら祭り」開催

「薔薇人(ばらーど)の会」の皆さん


バラを見た人にきれいと言ってもらえるのが何よりの喜び


  坂城町のさかき千曲川バラ公園で25日(土)から、「第19回ばら祭り」(坂城町ばら祭り実行委員会主催)が開かれます。約1・7㌶の園内に植えられたバラは330種、2300株以上。これらを管理しているのは、地域の有志を中心に作るボランティア団体「薔薇人の会」と、それぞれの株のオーナー企業の皆さんです。


 同会では、2月のせん定作業から11月の除草まで、毎月1回、各回1~2時間、バラの手入れをしています。


 坂城町は昭和40年代から、切り花としてのバラの栽培が盛んだったこともあり、町はバラを町花にしています。同会は、そんなバラを育ててきれいな町にしようと、2001(平成13)年に発足。06年からばら祭りを開催しています。


 現在の会員は60人。坂城町だけでなく、上田市、長野市、東御市などから参加している人も多くいます。宮下和久会長は「大変な作業もあるけれど、見に来てくれた人が『ああ、きれいだねえ』と言ってくれるのが何よりの励み。私は参加当初、バラの品種がほとんど区別できなかったけれど、作業に関わっているうちにピースやラブ、アンジェラといった品種名から、世界の平和や愛などまで考えるようになりました。いろいろな思いが込められた名前のバラを、ぜひ多くの方に知ってもらいたいです」と話します。


 同会は現在も、新しい仲間を募集中。宮下さんは「バラ作りのノウハウを教わりたいとか、気分転換に作業したいなど、どんな関わりかたでもいいので気軽に参加してください」と呼びかけています。


ばら祭りは今日25日〜6月9日(日)。開園時間は午前9時(土・日曜日は午前8時半)~午後4時半。問い合わせは坂城町建設課内の実行委員会事務局(☎0268・75・6208)へ。

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