📚おうちで絵本タイムを!!
- info9634699
- 2 日前
- 読了時間: 3分

梅雨のさなか、家の中で過ごす時間が比較的多くなるでしょう。そんな時、童心に帰って絵本に親しんでみませんか?
じっくりと読むことで味わいが増し、物語の世界に浸れるような、子どもも大人も楽しめる絵本を、上田市内の小学校で児童に本を紹介する事業「本はともだち」で講師をしている山浦美幸さんに紹介してもらいました。
📖アンナの赤いオーバー
ハリエット・ジィーフェルト/文
アニタ・ローベル/絵
松川真弓/訳
評論社

第二次世界大戦後のある街、小さな女の子、アンナは新しいオーバーがほしいけれど、お店には何もないし、お金もありません。そこでアンナのお母さんは…。
大人はお母さんの苦労に心が動き、子どもたちはアンナの喜びにそって物語を楽しみます。赤いオーバーの絵は深く印象に残り象徴的です。経験や知識量で響くところが違うのも絵本の楽しみの一つです。
📗きんいろのしか
バングラデシュの昔話
ジャラール・アーメド/案
石井桃子/再話
秋野不矩/画
福音館書店

国中の黄金を独り占めしている王様が、踊ると足跡が金の砂に変わる鹿を偶然見かけ、牛追いの少年、ホセンがその鹿を捕まえるよう命令を受けて…。のびやかで温かい絵がバングラデシュの風土を感じさせ、ホセンの奮闘を鮮やかに伝えます。そして物語の思いがけない結末は、善悪を超えた深い余韻を味わわせてくれます。読んでもらうより自分で読んでほしい絵本です。
📘グーテンベルクのふしぎな機械
ジェイムズ・ランフォード/作
千葉茂樹/訳
あすなろ書房

活版印刷を発明したといわれているグーテンベルクは、生い立ちも容姿もはっきりと分かっていません。しかし、その発明は世界を大きく変えました。この絵本は、世界で初めての印刷機がどのようにして作られたのかを、15世紀のヨーロッパの人々の暮らしぶりとともに生き生きとした絵で紹介しています。初めてできた実際の印刷本を見てみたくなるような、美しい歴史絵本です。
📙百まいのドレス
エレナー・エスティス/作
ルイス・スロボドキン/絵
石井桃子/訳
岩波書店

アメリカの小学校に通う、ポーランド移民の貧しい家の女の子、ワンダは級友に「私はドレスを百枚持っている」と言います。そんな彼女をからかったり、それを見て複雑な気持ちになったりする級友たち。そしてワンダは…。
級友たちのような気持ちが、誰の心にもあるのかもしれないと感じられます。短絡的に教訓を引き出すだけではもったいない、しみじみと味わいたい物語です。
📕紹介した絵本を読みたい人は
今回ご紹介した絵本は、購入することができます。書店などで注文してください。
図書館で借りる場合は、上田地域図書館情報ネットワーク「エコール」で検索し予約すると、スムーズに借りることができます。
.png)




コメント