ヨハン・シュトラウス2世 生誕200年30日(日)に喜歌劇こうもりの上田公演
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- 11月22日
- 読了時間: 3分
〈全3幕 演奏会形式〉

「ワルツ王」として知られるオーストリアの作曲家、ヨハン・シュトラウス2世(1825~99年)の生誕200年を記念し、彼のオペレッタ「こうもり」の公演(主催:ムジークフェラインASAMA)が11月30日(日)、上田市の丸子文化会館セレスホールで行われます。信州ゆかりの音楽家たちが集結。この機会にシュトラウス2世やオペレッタに親しんでみませんか。
♪「オペレッタ」って何?
音楽と演劇による舞台芸術、という意味ではオペラやミュージカルと同じですが、それぞれに違いはあります。オペラは「歌劇」と訳されるのに対して、オペレッタは「喜歌劇」と訳される通り、軽妙なストーリーの劇です。
また、オペラやオペレッタの音楽はクラシックですが、ミュージカルは音楽のジャンルを問わず、ダンスの要素が多いという特徴があります。
♬オペレッタの名作「こうもり」

1874年に初演の、ヨハン・シュトラウス2世が作曲した全3幕のオペレッタ。
裕福なアイゼンシュタインは、役人を殴った罪で刑務所に入れられることに。しかし、友人のファルケ博士に誘われて、収監前に正体を隠して、ロシアの貴族・オルロフスキー公爵の舞踏会に参加しました。
しかしそこには、アイゼンシュタインの妻のロザリンデや家の小間使いのアデーレ、収監先の刑務所長のフランクも、それぞれ正体を隠して参加したのです。それから始まる大混乱。実は、ファルケ博士がアイゼンシュタインを陥れようと仕組んだ芝居だった――というあらすじです。なぜタイトルが「こうもり」なのかは、作品を見てのお楽しみ。
♫見どころ・聴きどころ満載

オペレッタの傑作と言われる「こうもり」は、見どころや聴きどころもたくさんあります。ロザリンデによるハンガリーの民族音楽チャルダッシュ、アデーレが歌う「私の侯爵さま」、ラストにみんなで歌う「シャンパンの歌」などは特に有名。舞踏会のシーンでは、バレエダンサーも登場して舞台を彩ります。歌はドイツ語(字幕あり)、せりふは日本語で上演します。
同作品が作られた19世紀後半(日本では明治時代の初め)、オーストリアは社会的にも経済的にも不安定な時期にありました。そんな時代背景は令和の日本にも通じるかも…。そんな気持ちで舞台を見ると、今の世の中も軽く笑い飛ばせるかもしれません。
【公演のご案内】

◆11月30日(日) 午後2時開演
(休憩2回、5時終演予定)
◆上田市丸子文化会館セレスホール
◆S席(指定席)8000円、A席(自由席)5000円、
いずれも大学生以下と身障者は半額
◆チケット取り扱い/セレスホール、わかまつ、ヒオキ楽器上田店と佐久平店、平安堂上田店と上田しおだ野店、御菓子処花岡 田中本店、イベントナガノほか
◆上田駅温泉口ロータリー発(午後0時50分)会場行きのマイクロバスがあります。(帰り便もあり)
★おいしいマルシェもあります♪
〈問〉ムジークフェラインASAMA(倉石さん) ☎090・6493・6668
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