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上田の「夏の味」ブルーベリー

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 ブルーベリーは、上田を代表する夏の味覚の一つ。特に真田町の冷涼な気候ときれいな水、澄んだ空気のもとで育つブルーベリーは、市場でも高い人気です。7月上旬から8月上旬が最盛期で、摘み取り体験をしてその場で味わえる農園もあります。涼しい高原で、さわやかなブルーベリーを楽しみに出かけませんか。



米国原産、日本では戦後に導入


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 ブルーベリーは米国原産で、ツツジ科に属する低木の果樹。ハイブッシュブルーベリー、ラビットアイブルーベリー、ローブッシュブルーベリーの3種類に大きく分かれており、真田町では、冷涼な気候に適し、果樹が楕円形に大きく、糖と酸のバランスがよい、「ノーザンハイブッシュ」系の生産が盛んです。

 日本では戦後に導入され、味の良さに加え、育てやすいことから、高齢になっても続けられると栽培に取り組む農家が増えました。生産量も消費量も年々伸びているようです。


真田町でブルーベリー狩りができる!

 真田町で摘み取りのできる施設を紹介します。低木なので、小さな子どもも楽しめます。収穫日は晴れている日がお薦め。収穫したらすぐに冷暗所(13度程度)か冷蔵庫に入れ、生食なら5日以内に食べきりましょう。


摘み取り体験の内容(各園共通)


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食べ放題◆小学生以上1人600円、未就学児無料

持ち帰り◆1㌔1600円

〈問〉ゆきむら夢工房 ☎0268・72・2204


●ベリーガーデンさなだブルーベリー園

●萩活性化組合ブルーベリー園

●赤井活性化組合ブルーベリー園

●一之瀬農園(7月下旬予定)


*萩活性化組合と赤井活性化組合は予約が必要です。生育状況により摘み取りできない場合がありますので、事前に問い合わせを。


まるごとおいしい!

 濃い青色に熟したブルーベリーは、さわやかな香りと甘酸っぱい風味。そのまま食べても、ジャムやお菓子に加工してもおいしくいただけます。果皮をむく必要がなく、果実の中心部や種子も残らないという「廃棄率ゼロ」なのもうれしいですね。


とってもヘルシー!

 100㌘あたりのエネルギーは、49~66.1㌔㌍で、スナック菓子の10分の1前後。亜鉛、マンガンといった、体の成長や維持に必要なミネラルのほか、「抗酸化ビタミン」といわれるビタミンEとC、多くの食物繊維も含まれています。さらに、目にいいとされるアントシアニン色素、生活習慣病の予防効果が高いとされるポリフェノールも。おいしさと同時に、健康にいい栄養素が摂取できます。


おいしい実の見分け方

●実が大きく、濃い紫色になっている

●皮の表面にブルームと呼ばれる白い粉が多く付いている

●実のお尻の“星”が開いている

●粒をつまんで引っ張ると木から簡単に取れる


*ブルーベリー園の地図と写真は真田町より提供していただきました。

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