上田の「夏の味」ブルーベリー
- weekly-ueda
- 2024年7月6日
- 読了時間: 3分

ブルーベリーは、上田を代表する夏の味覚の一つ。特に真田町の冷涼な気候ときれいな水、澄んだ空気のもとで育つブルーベリーは、市場でも高い人気です。7月上旬から8月上旬が最盛期で、摘み取り体験をしてその場で味わえる農園もあります。涼しい高原で、さわやかなブルーベリーを楽しみに出かけませんか。
米国原産、日本では戦後に導入

ブルーベリーは米国原産で、ツツジ科に属する低木の果樹。ハイブッシュブルーベリー、ラビットアイブルーベリー、ローブッシュブルーベリーの3種類に大きく分かれており、真田町では、冷涼な気候に適し、果樹が楕円形に大きく、糖と酸のバランスがよい、「ノーザンハイブッシュ」系の生産が盛んです。
日本では戦後に導入され、味の良さに加え、育てやすいことから、高齢になっても続けられると栽培に取り組む農家が増えました。生産量も消費量も年々伸びているようです。
真田町でブルーベリー狩りができる!
真田町で摘み取りのできる施設を紹介します。低木なので、小さな子どもも楽しめます。収穫日は晴れている日がお薦め。収穫したらすぐに冷暗所(13度程度)か冷蔵庫に入れ、生食なら5日以内に食べきりましょう。
摘み取り体験の内容(各園共通)

食べ放題◆小学生以上1人600円、未就学児無料
持ち帰り◆1㌔1600円
〈問〉ゆきむら夢工房 ☎0268・72・2204
●ベリーガーデンさなだブルーベリー園
●萩活性化組合ブルーベリー園
●赤井活性化組合ブルーベリー園
●一之瀬農園(7月下旬予定)
*萩活性化組合と赤井活性化組合は予約が必要です。生育状況により摘み取りできない場合がありますので、事前に問い合わせを。
まるごとおいしい!
濃い青色に熟したブルーベリーは、さわやかな香りと甘酸っぱい風味。そのまま食べても、ジャムやお菓子に加工してもおいしくいただけます。果皮をむく必要がなく、果実の中心部や種子も残らないという「廃棄率ゼロ」なのもうれしいですね。
とってもヘルシー!
100㌘あたりのエネルギーは、49~66.1㌔㌍で、スナック菓子の10分の1前後。亜鉛、マンガンといった、体の成長や維持に必要なミネラルのほか、「抗酸化ビタミン」といわれるビタミンEとC、多くの食物繊維も含まれています。さらに、目にいいとされるアントシアニン色素、生活習慣病の予防効果が高いとされるポリフェノールも。おいしさと同時に、健康にいい栄養素が摂取できます。
おいしい実の見分け方
●実が大きく、濃い紫色になっている
●皮の表面にブルームと呼ばれる白い粉が多く付いている
●実のお尻の“星”が開いている
●粒をつまんで引っ張ると木から簡単に取れる
*ブルーベリー園の地図と写真は真田町より提供していただきました。
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