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今年は午(うま)年「馬」にまつわるスポット巡り

 

©すもも
©すもも

 今年は午(うま)年。馬は、前進や飛躍の象徴で、十干(じっかん)の「丙(ひのえ)」、つまり太陽の光との組み合わせで「エネルギーに満ちた、活動的な年」になるとされています。そんな馬のパワーにあやかれるような、地域の「馬にまつわるスポット」をめぐります。


御牧ヶ原(東御市~佐久市)


 信州は古来、馬の重要生産地でした。とりわけ東御市、小諸市、佐久市にまたがる台地に広がる一帯は、朝廷に献上する馬の産地「御牧ヶ原」と呼ばれていました。馬が逃げ出さないよう周囲にめぐらせた土手や柵、溝などの「野馬除(のまよけ)」の跡もあります。





塩原の牧(上田市~青木村)


馬背神社
馬背神社

 上田市浦野から青木村にかけ、古代の幹線だった「東山道」沿いに「塩原の牧」が広がっていました。上田市浦野に古くからある「馬背(ませ)神社=写真」や、青木村奈良本にある「牧寄(まきよせ)」という地名にも、かつての牧場の名残があります。





旧街道などに残る史跡(東御市ほか)


馬つなぎ石
馬つなぎ石

 北国街道や中山道といったかつての街道は、人だけでなく馬も多く行き来していました。そのため、例えば旧北国街道の宿場町、海野宿(東御市本海野)には馬のつなぎ石=写真、塩舐(な)め石が残っています。また、「馬頭観音」の石仏や石碑もあちこちに残されています。

 また、上田の城下町で、かつて馬場があった地域は、今も馬場町と呼ばれています。










大きな岩に馬の姿が(長和町)


 長和町立岩の地名は、依田川の岸辺に立つ大きな岩に由来しています。その岩には彫り込まれたような馬の姿を見ることができ、「駒形岩」と呼ばれています。岩にまつわる伝説も残されていて、近くの立岩神社には馬の絵や石碑、馬頭観音が祭られています。





行事にも残る「馬」(上田市真田町)


 上田市真田町の戸沢地区では、毎年2月の第2日曜日に「戸沢のねじ」という行事が行われます。子どもたちがわら馬を引いて道祖神に向かい、米の粉で作った団子「ねじ」を供えてお参りする行事。

 お参りの後、わら馬は一家の災いを背負って天に昇っていくようにと願いを込め、家の屋根に投げ上げられます。




馬を洗った川?(上田市真田町)


 上田市真田町の傍陽(そえひ)地区には、洗馬(せば)川という川が流れています。川の水で馬を洗ったことが由来でしょうか。流域の集落にある上洗馬(かみせば)神社には、大きな馬の絵が奉納されています(=写真)。

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