秋、地元のリンゴを食べよう「りんご三兄弟」が順次食べごろに
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- 9月20日
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味覚の秋がやってきました。「フルーツ王国」の信州でも、特においしいのがリンゴ。この秋、ぜひお薦めしたい、信州生まれのリンゴをJA信州うえだ営農部の遠藤楓斗(ふうと)さんに聞きました。
りんご三兄弟
長野県で開発された3品種のリンゴで、開発された順に「秋映(あきばえ)」「シナノスイート」「シナノゴールド」。いずれも糖度が14~15度と甘く、シャキッとした歯応えがあり、全国的にも高い人気があります。いずれも、上田市の海野町にある「アップルパイ研究所」で作るパイの材料にも使われています。
●秋映

三兄弟の中で最も早く出回るのが「秋映」。つがると千秋を掛け合わせた品種で、濃い赤色と豊かな香り、甘味・酸味のバランスがよく、パリッとした硬めの食感が特長です。9月下旬~10月中旬に店頭に並びます。
●シナノスイート

ふじとつがるを掛け合わせた「シナノスイート」は、親の遺伝子を継ぎ、果汁が多く濃厚な甘味、やわらかな果肉が特長。下の黄緑から上に行くに従って赤くなる実の彩りもおいしそう。10月中旬~11月上旬に店頭に並びます。
●シナノゴールド

黄色い実が鮮やかな「シナノゴールド」は千秋とゴールデンデリシャスの掛け合わせ。シャキシャキッとした食感で、甘味も強いけれどほどよく酸味もあり、バランスが取れています。10月下旬〜11月上旬ごろに店頭に並びます。
リンゴの食べごろと保存方法
おいしく味わうには、購入してから2週間以内に食べるようにしましょう。すぐに食べない場合は、一つずつ新聞紙かキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて、口をしっかり閉じ、風通しの良い冷暗所で保存します。傷があるリンゴの場合は、さらになるべく早く食べるように。皮をむいてカットしたリンゴは、レモン水に浸けてからラップで包み、冷蔵庫で保存しましょう。
おいしいりんごの見分け方
お尻まで色が付いているもの、皮に張りのあるものを選びましょう。持ったときに重いものは、果汁がたくさんある証拠です。
塩田東山観光農園でリンゴ狩り

JA信州うえだの子会社「信州うえだファーム」が上田市下之郷で運営する「塩田東山観光農園」では、今月27日(土)~11月23日(日)にリンゴ狩りができます(10月27日~11月3日は休園)。入園時間は午前10時~午後3時(入園は午後2時半まで)。1人600円で、30分の制限時間内にリンゴが食べ放題。りんご三兄弟のほかさまざまな品種があり、時期によって違った品種が楽しめます。
予約と問い合わせは同園(☎0268・39・0210)へ。
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