誰にもあり得る「もの忘れ」対処法
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- 2 日前
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加齢とともに「もの忘れ」が増えたな、と思う人は多いのではないでしょうか。大切なものをしまった場所、人との約束、火の消し忘れ…。生活の上で危険も招きかねないもの忘れに、できる限り対策を、と上田市はこのほど、市民から寄せられたアイデアをもとに「もの忘れ対処法」を冊子にまとめました。身近な人たちの知恵の一部を紹介します。
取材協力:上田市 高齢者介護課
冊子「上田市在住の達人たちに聞いたもの忘れ対処法」
上田市では2020年から、認知症予防教室を始めました。もの忘れに不安がある人を対象に、2カ月に1度のペースで開催。その際、参加者からもの忘れの不安とその対策について聞きました。データを集めて、2024年9月に初版を発刊。その後のデータも加えて昨年7月に第2版を作成しました。冊子は、上田市高齢者介護課の窓口で受け取るか、上田市のホームページからダウンロードできます。
●冊子の内容
「どこにあったっけ?」を防ぐには
☑️置き場所を決めて、必ずそこへ戻す。
☑️置き場所は、常に目につくところにする。
☑️棚にはラベルを貼って、中が分かるようにする。
☑️通帳や印鑑などの大切なものは、身内の人にも置き場所を教えておく。
お医者さんや薬とのお付き合い
☑️医療機関にかかるときは、かかりつけ医、かかりつけ薬局を持つと良い。いくつもの診療科にかかっている人は、薬局を1ヵ所に集約することで複数の薬の相互作用を管理してもらえます。
☑️病院に行くときは、資格確認書またはマイナンバーカード、診察券、お薬手帳、診療情報に関する情報(高血圧管理帳、糖尿病連携手帳など)、マスクを持参。
*薬の管理として、一包化(一度に飲む複数の薬をまとめて1袋にする)、パウチのものは直接マジックで、日付や曜日を書く、お薬カレンダーやケースを使う、タイマーやスマホのアラーム機能を使うなども有効。
人との約束
☑️ノートやカレンダーに書き込む。
☑️携帯電話で管理。
☑️1週間の予定を冷蔵庫などに貼っておく。
「忘れて困る」の前からできること
☑️忘れることは当たり前、忘れることを前提にする。
☑️忘れても困らない工夫をして、今から習慣にする。
注意したい火の元
☑️やかんは音の出るものを使う。
☑️電気式の湯沸かしポットや電磁誘導加熱(IH)調理器に替える。
☑️火のそばを絶対に離れない。離れるときは火を消すか、「火をつけている」と書いたメモを身につけておく。
もの忘れに負けない毎日の習慣
☑️毎朝1時間必ず脳トレや本を読む。
☑️朝必ず年月日・曜日を口に出して言う。
☑️できるだけ運動する。
☑️意識して人とのコミュニケーションを増やす。
☑️知らないことは検索する。
☑️毎日日記をつける。
認知症は早期の対応が重要
認知症は早期に対応し、治療につなげれば、進行を遅らせ、自立した生活を長く送ることができます。本人では気づきにくくても、家族や周囲の人が「以前とは違うな」と思ったら、放置せず、なるべく早く公的なサービスにつなげましょう。
例えば生活の様子は大きく変わらないけれど、もの忘れの頻度が高くなったといった場合なら、居住地区の地域包括支援センターまたは市町村の高齢者介護課に相談してみましょう。
スタッフが面談の上、生活習慣のアドバイスをしてくれたり、「もの忘れ外来」のある医療機関を紹介してくれたりします。
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