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春の香りを味わう✿ 自家製桜の塩漬け&ジャム✿

 日ごとに春めき、野山が鮮やかに彩られてきました。春といえば、やはり桜の花。お花見だけでなく、食材として花の香りを味わうのも、この時季の楽しみです。例年だとこれから見頃を迎えるヤエザクラの花を使った、「塩漬け」と「ジャム」を手作りしてみませんか。レシピをご紹介します。                  料理と文・高橋順子さん


🌸完全に開く前の花がベスト

 五~六分咲きの桜の花は、色が濃く、香りも良いので塩漬けに向きます。八分咲きでも、湯に浮かべた時の見栄えが良いでしょう。完全に開いた桜は花びらが外れてしまうので、塩漬けではなくジャム用に。当然ですが、自宅以外で許可なく摘み取ることは慎みましょう。



🌸桜の花の塩漬け

 桜茶(作り方後述)をはじめ、炊き込みご飯、おにぎり、かき揚げ、桜もち、クッキーなどに利用してください。





材料

●桜(ガク、軸がついている状態で) 50㌘

●塩(漬ける用) 10㌘(精製塩の方があら塩より

 きれいな色に仕上がる)

●白梅酢 大さじ1(レモン汁、赤梅酢、食用酢で

 代用できる)

●塩(保存用) 10㌘


作り方

①軸ごと摘み取り、たっぷりの水で洗う。ざるに上げ水を切る。キッチンペーパーなどで優しく水気をとる。

②ジッパー付ポリ袋に桜の花を入れ、塩(漬ける用)をまぶす。白梅酢を加えなじませ、しっかり空気を抜いて冷蔵庫に1〜2週間おく。

③汁を絞って、風通しの良い日陰で1~3日間ほど干す=写真左=。完全に乾かすと色があせるので、しっとりしているくらいで取り込む。

④塩(保存用)をまぶし保存瓶に入れて、冷暗所または冷蔵庫で保存。保存期間は1年ほど。塩味が強いので料理に応じて水にさらして塩抜きして利用する。


🌸桜茶の作り方

 一人前につき、桜の塩漬けを1~2房使う。

 水で塩を洗い流した桜の花を湯呑みに入れ、お湯(ぬるま湯)を注ぎ、しばらくおいて花びらが開いたらできあがり。塩気が強い場合はぬるま湯につけ、塩抜きしてから新しい湯を注ぐ。


🌸桜のジャム


パンに塗ったりヨーグルトやアイスにかけたり。

また、炭酸水で割ったり、紅茶に加えたりして桜の香りを楽しむドリンクとして。





材料

●桜(花びらのみ) 50㌘

●水 100㍉㍑

●砂糖 100㌘

●ペクチン 大さじ1/2

●レモン汁 大さじ2




作り方

①桜の花びらをたっぷりの水で優しく洗い、ざるに上げ水を切る。キッチンペーパーなどで優しく水気をとる。

②水を入れた鍋を火にかけ、砂糖とペクチンを混ぜたものを加えよく混ぜる。煮立たったら①とレモン汁を加え、再び沸騰したら、かき混ぜながら弱火で煮る。軽くとろみがついたら火を止め=写真左=、保存瓶に入れる(煮詰まると冷めた時に固くなるので、ややゆるめの状態で加熱を止める)。冷蔵保存し、3カ月ほどで使い切る。



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