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クリスマスを彩るア・カペラの響き 21日にコンサート

混声アンサンブル NOVA−ノヴァ− (上田市)

人の声の美しさ、豊かな響きを楽しんで

 上田市で30年以上活動を続けているア・カペラの合唱団「混声アンサンブルNOVA」は、毎年クリスマスのシーズンに定期公演を開いています。

 今年は21日(土)午後2時、上田市のサントミューゼ小ホールで開催。心にしみる歌声で、クリスマスソングなどを披露します。

 代表を務めるのは、上田女子短期大学非常勤講師で、市内で音楽教室を開く篠澤友子さん。知り合いに声をかけて1989(平成元)年ごろに設立しました。91(平成3)年、第13回東京アンサンブルコンテストでいきなり金賞を受賞し、以後もいくつかのコンテストで高い評価を得ています。

 クリスマスシーズン恒例のコンサートは、結成して数年たったころ、市内のレストランで「楽しい歌を聴きながら、おいしいものを食べて過ごそう」と開いたのが最初。それ以来毎年、クリスマスソングを中心としたプログラムで行っています。

 現在のメンバーは17人。薬剤師、塾講師、高校教諭、会社員など、さまざまな職業のメンバーが、毎週火曜日の夜、上田市中央公民館に集まり、練習しています。ピアノ伴奏の助けを借りずに声だけでハーモニーを作り上げるのは、とても難しい作業ですが、実は「とても楽しい作業だ」といいます。お互いの声を聴き合って、気持ちの良い響きを探すのがア・カペラ合唱の醍醐味です。「コンサートでは、音の響きを楽しんでいるメンバーのアンサンブルを聴いて、一緒に楽しんでほしい」と篠澤さん。

 コンサートでは入場料を設定しておらず、「終了後に満足した分をいただく」という方式を取っています。入場券や事前予約の必要もないので、気軽にお出かけください、とのこと。また、一緒にア・カペラを楽しむメンバーも随時募集しています。



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