サントミューゼ10周年演劇・ダンス部門 今年度後半も注目の作品が続々と
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- 2024年10月19日
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新国立劇場バレエ団「くるみ割り人形」 撮影:長谷川清徳
上田市の文化施設「サントミューゼ」は、10月2日に開館10周年を迎えました。
4月の音楽事業、9月の美術館事業に続いて、今回は演劇・ダンス関連の記念事業を紹介します。
上田市天神3-15-15 ☎0268・27・2000
高校生と創る 「実験的演劇工房」11th

実験的演劇工房は、大スタジオのこけら落とし事業として、2014年12月に実施。それ以降毎年、上田市の全高校演劇班が共同で作品を創り、最終日に上演しています。今年は、劇作家・演出家の「演劇関係いすと校舎」代表の守田慎之介さんが、作・演出・監修・指導を担当します。
◀昨年の公演より 稽古の様子
◆12月14日(土)・15日(日)午後2時開演
◆サントミューゼ大スタジオ
◆一般500円、高校生以下無料
◆チケット発売日未定
レジデンスプロジェクトvol.2
サントミューゼ×Co.山田うん「TEN」
サントミューゼでは音楽の分野と同様、演劇・ダンスの分野でもさまざまな団体やアーティストを招いて、一定の期間滞在してもらい多様な活動を企画・立案して、地域の人たちが優れた芸術に触れる機会を創出しています。この活動に参加している、日本を代表するダンスカンパニー「Co.山田うん」が、新作を上演します。

◆11月23日(土・祝)・24日(日)午後2時開演
◆サントミューゼ大スタジオ
◆一般2000円、25歳以下1000円、中学生以下無料(要整理券)
◆チケット発売中
▶昨年の市民参加型公園「レプリゼント」
*ワークショップを11月4日(月・振休)午後4時に多目的ルームで開催。
サントミューゼの申込フォームへ31日(木)午後5時までに申し込み。
ただし定員になり次第締め切り。定員20人。
二兎社公演「こんばんは、父さん」

「こんにちは、母さん」「見よ、飛行機の高く飛べるを」「ら抜きの殺意」「ザ・空気」などの話題作を送り出している劇団「二兎社」を主宰する永井愛が2012年に初演した作品。久しぶりに会った父と子による、男性3人の芝居。出演は、風間杜夫、萩原聖人、堅山隼太。小ホールで、濃密な会話劇が楽しめます。
◆2025年2月15日(土)・16日(日)午後2時開演
◆サントミューゼ小ホール
◆一般5500円、25歳以下3000円、高校生以下1000円
◆チケット発売は12月7日(土)午前10時
新国立劇場バレエ団「くるみ割り人形」
2017年、ウエイン・イーグリング振付の「くるみ割り人形」が東京の新国立劇場で初演され、同年11月12日に上田市のサントミューゼでも上演されました。華麗でスピーディーな振付、上品で華やかな美術や衣装が高く評価されています。高度な技術が求められる主役のみならず、幻想的な雪の精の場面や花のワルツの群舞など、見どころが多い、冬の風物詩といえる名作です。

◆2025年1月12日(日)午後2時開演
◆サントミューゼ大ホール
◆S席10000円、A席8000円、B席6000円、25歳以下は各半額
◆クララ/こんぺい糖の精:廣川みくり
ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子:速水渉悟
指揮:冨田実里 管弦楽:群馬交響楽団
◆チケット発売は11月2日(土)午前10時
撮影:長谷川清徳
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