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上田の「戦争の時代」を調査し、語り継ぐ

長野大学のサークル 「Peace Edu. (ピースエデュ)」


次代に伝える責任が、今を生きる自分たちに

「Peace Edu.」は、「平和教育」の意味。主に地域の人々から太平洋戦争の時代の聞き取り調査を行い、史実を記録に残し、次世代に伝えていくことを、活動の主眼に置いています。間もなく、戦後81年。地域でも薄れていく記憶を、さまざまな人たちと協力してつないでいきます。

 グループは、元同大学副学長の山浦和彦さんのゼミで平和学習・教育をテーマに学んでいた学生が中心となり結成。本年度からは長野大学の登録サークルとして6人の学生で活動しています。調査を積み重ね、まとめた歴史は地域の小中学校で披露し、平和を願う思いを子どもたちに伝えています。11月に行われる市の戦没者追悼式では、グループの代表者が平和メッセージを発表しています。

 上田地域には太平洋戦争時代の遺跡が少なくない一方、その詳細を語れる人は年を追うごとに少なくなっていきます。それだけに、活動は「時間との戦い」でもあり、少ない人数では行き届かない恐れもあります。昨年からは、上田西高校(同市下塩尻)の生徒でつくるグループ「ECC」の国際平和チームと合同で、「平和プロジェクト上田」を結成。

 フィールドワークでは、上田西高の生徒とともに同市仁古田の飛行機部品製造地下工場跡や、現在の上田千曲高校にあった旧上田飛行場跡、大戦末期に特攻隊員の訓練を指導し、終戦後にその責任を感じて自決した士官の自決地などを視察する予定です。

 代表の荒濱遼太郎さん(社会福祉学部4年生)は「かつて地域で何が起きたのかを知り、未来を担う子どもたちに伝えていく責任が、今を生きる私たちにあると感じています。これからもしっかりとした調査を裏付けに、戦争の悲惨さ、平和の大切さを発信していきます」と話しています。

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