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上田市原町で小さなホテル「ONYO」を開業

長崎 航平さん (24歳)


街の魅力をつなげる立場になりたい

 昨年11月、上田市の中心市街地で、かつてのたばこ店兼住宅を改装して小さなホテル「ONYO(おんよう) Hotel and Lounge」を開業。上田を訪ねてきた人がこのホテルを拠点に、さまざまな場所を回りながらこの街の「日常」に触れてもらいたい、と考えています。

 上田で生まれ育ち、「基本的に何もないところ」と思っていたこの街への見方が変わったのは、上田高校に通っていたころ。1年間米国に留学して、ふるさとのことを遠くから考えられた経験がまずありました。その後、市街地の映画館「上田映劇」をボランティアで手伝いながら、近くの喫茶店や書店の店主が、街の中で「開かれた場所」をつくっていることを知りました。

「街の魅力は、自分で見つけたり、つくったりすればいいんだ」。個性豊かで、地域で楽しそうに生きる先輩たちに触れ、自分もそんなふうにできる人になりたい、と思うようになりました。高校を卒業してから、長野市の善光寺近くにあった雑貨店兼イベントスペースに勤務。その後、国内の各地を旅して、さまざまや街や人とふれあい、同時にふるさとへの思いも育んでいきました。

「ONYO」は個室とドミトリー(相部屋)の計4部屋。個室は1泊(素泊まり)で8500円、相部屋は同4500円から。併設のラウンジ(カフェバー)は、宿泊者以外でも利用できるようにしており、地域の人たちが出入りすることも。長崎さんは、カウンターでお客さんと接しながら、旅の人と地域の人をつなぐ役目を果たしています。

「旅の人は上田の魅力を知ることができて、地元の人たちはいろいろな考え方や感じ方に触れることができる。そんな場所になれたら、と思っています」

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