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国スポ・馬術で入賞!

長町 柚愛(ゆめ)さん(上田市 15歳) と 愛馬 ベルフィオーレ

馬と心を通わせ「もっとうまくなりたい」

 昨年10月に佐賀県で開かれた国民スポーツ大会の馬術競技に長野県代表として出場した、丸子中学校3年生。少年団体飛越、同ダービーでいずれも3位、同リレーで4位と大活躍し、一躍注目を浴びる存在になりました。

 国スポには初めての出場。緊張が高まるばかりの状況を助けてくれたのは、同じく県代表選手で、所属する上田乗馬クラブのコーチでもある伊藤真七海さんでした。その日騎乗した馬の「ルーチャット」は肝が据わった馬なので、馬に任せて競技に集中できたといいます。

 長町さんが乗馬を始めたのは、10歳の時。上田乗馬クラブ(スポーツ少年団)で、馬だけでなく多くの動物に触れ合ううちに、乗馬が好きになりました。本格的に競技に打ち込むようになったきっかけは、6年生の時、愛馬「ベルフィオーレ」との出会いでした。「自分の馬を持ちたい」と考えていたので、すぐに仲良しに。イタリア語で「美しい花」を意味するこの名前は、母と一緒に考えました。


 学校が休みの日は、ほとんど馬術場で過ごし、練習を重ねています。何回落馬しても「もっとうまくなりたい」と努力を重ねる姿に、乗馬クラブのスタッフも感心しています。どんな練習も好きだという長町さんですが「馬の世話をするときも楽しい時間なんです」と笑顔を見せます。そんな普段のコミュニケーションが、馬と心を通わせながら試合に臨める力になっています。

 4月からは高校生。各競技会の予選も始まるため、気持ちも引き締まります。今の一番の目標は、ベルフィオーレと一緒に大会に出て、入賞すること。新しいステージに進む期待の新鋭は、さらに競技力を高め、ステップアップしようとしています。

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