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地元の宮大工・木彫の名工「竹内八十吉」の功績を紹介

11 分前
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竹内八十吉展実行委員会



八十吉の功績を広く広め、保存活動を

 上田市の旧神川村に生まれた宮大工で木彫師の竹内八十吉(1815~98年)は、幕末から明治に活躍。太郎山神社、信濃国分寺、科野大宮社、荒神宮など、市内の寺社の建築を手掛けました。その名工の功績をもっと多くの人に知ってもらおうと、携わった建造物の写真や遺品を展示する企画展が9日(金)~12日(月・祝)、上田市天神3のサントミューゼ多目的ルームで行われます。

左から 増澤吉雄さん、山﨑公弘さん、山﨑雄三さん、田中守明さん
左から 増澤吉雄さん、山﨑公弘さん、山﨑雄三さん、田中守明さん

 同展を企画したのは、八十吉の地元、神川のまちづくり委員会、北部地区まちづくり協議会、城下まちづくり未来会議でつくる「竹内八十吉展実行委員会」。同委員会では昨年から作品調査など準備をしてきました。子孫がいないこともあり、八十吉の足跡をたどる作業は苦労の連続だったといいます。

 神川の農家に生まれた八十吉は、10歳で地元の彫刻家から学ぶようになり、技術を磨いていきました。大人になってから、当時小布施町に滞在していた浮世絵師・葛飾北斎に絵を習ったこともあるといいます。

 同展の期間中の10日(土)午後2時からは、サントミューゼ小ホールで記念講演会も開催。八十吉の菩提寺で、上田市蒼久保にある龍洞院住職の村上静雪さんが「幕末~明治の宮大工・木彫名工 竹内八十吉」と題して講演します。同寺の前住職、村上博優さんは八十吉について詳しく調べ、2013年に伝記を著しています。講演ではそれをベースに八十吉の生涯をたどります。

 伝記は今展に合わせて復刻し、販売する予定(1部1980円)。復刻本は予約注文も受け付け。問い合わせは実行委の田中さん(☎090・8595・3842)へ。

 上田市内に残る八十吉が手掛けた建築物は老朽化が進んでいるといい、実行委では今後も、保存などに向け方策を考えたいとしています。

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