学生消防サークル 長野大学分団 (上田市下之郷)
- info9634699
- 2 日前
- 読了時間: 2分
「学生消防団」地域の防災意識向上に貢献!

実際の現場にも出動し、経験を積む
長野大学で昨年7月に生まれた、消防・防災を考える学生サークル。東北地方出身で東日本大震災を経験し、今春卒業した国井佳音さんが呼びかけ、発足しました。地域で防災・減災の要となる消防団の「分団」を名乗って、学内外で地域の防災意識の向上に貢献しようと活動しています。
10月に行われた学園祭では展示や体験ブースなどを通して防災についての知識を紹介。9月には吉田地区で行われた出前講座で、地域の高齢者に向けて防災のために必要な行動について講演しました。

メンバーは5人で全員県外の出身。そのうち4人が上田市消防団第15分団に所属し、消防訓練や地域のお祭りの警備といった同分団の通常活動に参加。副代表で3年生の大橋美優さんは、ポンプ操法大会に選手として出場。大会前の練習では、社会人の団員から操作方法や動作などを丁寧に教えてもらい、上田大会で3位になりました。
実際の火災にも出動。昨年、武石地域で発生した山火事の際には、ヘリコプターへの送水や交通整理などに活躍しました。緊迫した実際の現場での仕事はとても大変でしたが「良い経験になった」と振り返ります。9日から始まる「秋の火災予防運動」では、広報活動や規律訓練を行う予定です。代表を務める3年生の村上柚葉さん(静岡県出身)は「消防団は地域と関わりが深く、知り合いが増えたり、地域のことを知ることもできたりして、得るものが大きいと感じています」と話しています。
「長野大学分団」は、正式な消防団の分団ではありませんが、いつでも起こりうる「もしもの時」にも慌てずに対処できる地域づくりに貢献し続けたい、という思いは同じ。現在一緒に参加してくれる学生を募っています。詳細は公式インスタグラムで。
.png)




コメント