12月20日、ロボットアイデア甲子園全国大会へ出場
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上田西高校3年生 池田 惇汰さん (上田市)

料理サポートロボットで食事を楽しく
高校生や専門学校生らが産業用ロボットの新たな使用法を提案し、ユニークさや新規性を競う「日本ロボットアイデア甲子園2025北陸・甲信越大会」(一般社団法人日本ロボットシステムインテグレータ協会主催)が10月初旬に上田市の信州大学繊維学部で行われ、上田西高校3年生の池田惇汰さんが最優秀賞を受賞。今月、東京で開く全国大会に出場します。
同校は「ロボット製作では工業系の学校にかなわないが、アイデアなら勝負できる」(中村幸一教頭)と、同大会に毎年参加していますが、全国大会出場は今回が初。
池田さんが提案したアイデアは、ファミリーレストランの配膳ロボットをヒントにした料理サポートロボットで、名前は「トンくっく」。材料を切ったり料理の盛り付けをしたり、温度やにおいを感知したり、レシピを検索して調理法を解説したり、会話をしたり…。

ロボットに搭載可能な機能を組み合わせ、さまざまなサポートをすることで、単に便利というだけでなく、心の健康にも関係する「孤食」の解消、高齢者や一人暮らしの人などの健康維持と医療費削減、子どもや高齢者の偏食防止と栄養バランス改善、家電市場やフードテック市場の拡大が見込める―とメリットを強調しました。
池田さんは各地区大会から選出された北陸・甲信越地区の20近い提案の中から最優秀賞を受賞。家にいる時、一人でコンビニの弁当を食べて、あまりおいしいと感じなかったことから料理に興味を持つようになったといい、そうした生活の中での実感が、アイデアの源泉になったようです。
全国大会は20日(土)に開催。全国から集まる優れたアイデアの中でも、堂々と自分の考えを発表したい、と「トンくっく」をアピールするつもりです。
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