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春を呼ぶひな祭りイベントに出かけよう!

 いよいよ3月。吹く風にも少し柔らかさを感じられる日が増えてきそうです。あさって3月3日は、女児の健やかな成長を願う「桃の節句」。本紙配布エリアで行われる「ひな祭りイベント」をご紹介します。各地のひな人形展では、市民が大切に保存してきた珍しいおひな様が特別展示されます。


春を寿ぐ 郷土のひな人形展

佐久市立望月歴史民俗資料館

佐久市望月247 ☎0267・54・2112

開催期間/3月16日(日)まで

開館時間/午前9時~午後5時

休館日/(月)・(火)

入館料/一般310円 高・大学生260円 小・中学生150円

*8日(土)・9日(日)は「佐久市民の日」で誰でも観覧無料


 旧中山道望月宿の御本陣、脇本陣に伝わる貴重な「享保雛」「古今雛」、幼児をかたどった「御所人形」をはじめ、江戸時代から現代まで、時代ごとのひな人形・押絵びななどを展示。

 今年の特別展示は、高さ120㌢の「歌舞伎押絵羽子板」や、爪で織る芸術品ともいわれる西陣爪掻本綴織の「祝いの掛け袱紗」などです。




雛あそび 人形と小さなお道具の世界

上田市立博物館

上田市二の丸3-3 ☎0268・22・1274

開催期間/3月25日(火)まで

開館時間/午前9時~午後5時

休館日/(水)・18日(火)

入館料/一般300円 高・大学生200円 小・中学生100円

*上田地域定住自立圏内(上小地域と立科町・坂城町・群馬県嬬恋村)の高校生以下は無料


 上田地域から寄贈された享保雛・古今雛、初公開となる新収蔵の芥子雛・芥子道具(※)を展示します。「時代を経て受け継がれてきた子どもたちの健やかな成長への願いを小さな人形や道具から感じてほしい」と話しています。


※芥子道具とは、わずか1寸(約3㌢)のスケールで、実物と同じ材料で精巧に作られたお勝手道具、蒔絵装飾の家具などのこと。贅沢を禁止する江戸幕府の命令により作られるようになったもので、江戸文化の極致を示す逸品です。


北国街道 海野宿 第10回 ひな祭り

東御市 海野宿宿場通り

NPO法人海野宿トラスト ☎0268・55・3694

開催期間/2日(日)~22日(土)


 2015年に、地域活性化の試みとして始まったひな祭りで、今年で10回目。海野宿の春の風物詩として定着してきました。家並みの格子越しに観賞を楽しめる独特さが評判になっています。期間中は毎晩ライトアップし、格子の向こうにひな人形が浮かび上がる様子は幻想的。金・土曜日には夕方から、通りの灯篭も点灯します。

 16日(日)午前10時~午後3時はイベントを開催し、歩行者天国に。白鳥神社でのフリーマーケット、人力車の運行、嫁入り行列(午後1時)、甘酒や味付けコンニャクの販売、丸子修学館高校生による能登半島地震災害支援ワークショップなどがあります。


第10回 坂城のお雛さま

坂城町鉄の展示館

坂城町坂城6313-2

☎0268・82・1128


坂木宿ふるさと歴史館

坂城町坂城6329-1

☎0268・82・4193

開催期間/30日(日)まで 開館時間/午前9時~午後5時 休館日/(月) 入館料/鉄の展示館…一般400円、ふるさと歴史館…一般100円

※中学生以下はどちらも無料


 坂城町および県内外の江戸から昭和までのひな人形を展示します。鉄の展示館では県内外に残る古びな、ふるさと歴史館では坂城町の江戸から昭和までのひな人形を展示します。期間中は、坂木宿と昭和橋を歩くガイドツアー(3月2・9・16日[いずれも日曜日]/歴史館)、羊毛フェルトでお花のブローチづくり(3月9日/歴史館)、アロマを楽しむ水引のお花づくり(3月2日/歴史館)、日本刀に触れてみよう!(3月9日・16日/鉄の展示館)といったさまざまなイベントがあります。

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