マリンバの調べを仲間たちと19日に音楽村でコンサート
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- 10月4日
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マリンバ奏者 荒井 大輔さん (東御市出身 尚美学園大学院2年生)

前回よりさらに進化した演奏を
東御市出身で尚美学園大学院生の荒井大輔さんが、大学の恩師、地元の仲間たちと「マリンバの調べ~木々の響き~」を、今月19日(日)に信州国際音楽村(上田市生田)で開きます。マリンバ奏者として活動しながら、学校教諭を目指している荒井さん。「お世話になった人たちとともに、楽しい演奏会にしたい」と意気込んでいます。
荒井さんは、小学生のときから吹奏楽に取り組み、トランペットを吹いていました。高校2年生のときに打楽器担当となり、和音を自由に操ることができるマリンバの演奏に魅力を感じて、練習に打ち込みました。

音楽大学への進学を決意し、ソルフェージュ(音楽の基礎訓練)、ピアノ、楽典などを集中的に学んでいた高校3年生のとき、突発性難聴を発症。右耳の聴力がほとんどなくなり、進学に向けて高い壁になりました。それでも努力を続け、マリンバ奏者の小川佳津子さんの指導もあって、武蔵野音楽大学に入学。大学院修士課程2年目の現在、聴力は半分ほどに戻りました。
演奏活動の傍ら、学校教諭を目指した勉強も。学童保育や塾講師のアルバイトで、その目標に向けて役立てようとしています。
地元での演奏会は、大学卒業を記念して行った2年前。東御市文化会館で仲間たちと演奏した際に、来場した人たちから「また演奏を聴きたいよ」と声を掛けられ、今回の演奏会につながりました。
会場となる信州国際音楽村の「ホールこだま」は、カラマツの集成材でできた建物。同じく木でできた楽器のマリンバがどう響くか、イメージしながら武満徹の「小さな空」や「MIYOTA」などを選曲しました。
開演は午後2時。一般2000円、高校生以下と70歳以上は1000円。チケットは信州国際音楽村で取り扱い。問い合わせは荒井さん(☎080・2132・9174)へ。
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