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今年で創立20周年「源氏物語」の連続朗読会を開催

NPO法人上田図書館倶楽部ことばの繭ホール文化事業部会

中村恵子さん(右)と神尾みち子さん


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上田情報ライブラリーで文化の種をまく


 千曲川流域の地域資料を提供する、上田情報ライブラリーが上田駅前に開館して、今年で20周年を迎えました。開館とともに生まれた「上田図書館倶楽部」(現在はNPO法人)では、市民の有志が協力して地域の図書館づくりに積極的に参加しています。

 同倶楽部は、さまざまな部会に分かれて活動しています。その一つの「文化事業部会」では、毎月コンサートや朗読会、落語会などを、上田情報ライブラリー内の「ことばの繭ホール」で開催しています。これまでに開かれたイベントは、200回以上に上ります。


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 同部会長の中村恵子さんは上田図書館俱楽部の設立4年目からのメンバー。創立時から活動する喫茶部会長だった神尾みち子さんとともに「プロ・アマを問わず、地元ゆかりの若い表現者に発表の機会を提供したい」と、多彩なイベントを企画しています。どのイベントも入場料はなるべく低く設定し、多くの人に来場してもらおうとしています。


 20周年を記念して、A・ウェイリー訳の「源氏物語」を再翻訳した本の朗読会を上田情報ライブラリーとともに開催します。「世界文学としての源氏物語」をテーマに、作品の新たな魅力に触れます。今回は6、8、10月の3回シリーズで、朗読は元NHKアナウンサーの青木裕子さん。初回には再翻訳した毬矢まりえさん、森山恵さん姉妹による講演も予定しています。


「これからも、地域の人たちがより心豊かに暮らせるよう、いろいろな文化の〝種まき〟をしたい」と、20周年の節目に思いを新たにしています。

 初回は15日(土)午後1時半から、上田駅前ビル「パレオ」2階会議室で。参加費は全3回セット2000円、1回のみの場合は1000円。

(以降は、8月17日(土)、10月19日(土)に開催)


申し込み・問い合わせは上田情報ライブラリー(☎0268・29・0210)へ。

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