冬は、やっぱり鍋があったまる~!
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- 1月25日
- 読了時間: 3分
まだまだ寒さが続く中、体の芯から温まる鍋が食べたくなりますね。野菜とともに肉、魚などのたんぱく質も取れるので栄養面でも強い味方。東北の伝統的な鍋、長野県らしい鍋、そして洋風鍋の3種をご紹介します。熱々をお試しください。
監修:高橋 順子さん
だまこ鍋

お手製のだまこ餅に鶏とセリの味がしみ込んだ秋田の名物鍋。だまこ餅の代わりに市販のきりたんぽを入れてもよいです。
材 料 (2~3人分)

だまこ餅●ご飯 300㌘ ●片栗粉 小さじ1 ●塩水(水100㏄に塩小さじ1を溶かしたもの)
●セリ 1束
●鶏もも肉 250㌘
●マイタケ、シイタケなどのキノコ 合わせて150㌘
●ゴボウ 1本
●長ネギ 1本
●出汁または水 900㍉㍑
●鶏がらスープのもと 大さじ1
●しょうゆ・みりん 各20㍉㍑
●ショウガ(すりおろし) 小さじ1
作り方
①温かいご飯と片栗粉をボールに入れて混ぜ、しゃもじなどでつぶす。ピンポン玉大に丸め、塩水にさっとくぐらせる(これをオーブントースターで10分ほど焼いてもよい)。 ②セリは根もよく洗い、4㌢の長さに切る(根も使うので取っておく)。鶏もも肉は一口大、ゴボウはささがき、長ネギは斜め切り、マイタケは適当な大きさにさき、シイタケは厚めにスライスする。
③鍋にだし(または水)と鶏がらスープのもとを入れ煮立たせる。鶏もも肉を加え10分煮る。
④しょうゆ、みりん、セリの根の部分、ゴボウ、長ネギ、マイタケ、シイタケ、①のだまこ餅、ショウガを加え数分煮て野菜に火を通す。最後にセリの茎と葉を加えさっと煮る。
野沢菜鍋

野沢菜とその漬け汁がおいしいスープに。古漬けもまた深い味わいになります。食感を楽しみたい場合は、野沢菜の半量を食べる直前に入れてください。

材 料 (2~3人分)
●野沢菜 200㌘
●漬け汁 100~120㍉㍑
●ダイコン 10㌢
●長ネギ 1本
●マイタケ 200㌘
●豚バラ肉(スライス) 300㌘
●豆腐 1/2丁
●水 4カップ
●しょうゆ、みりん 各大さじ1
●酒 大さじ2
作り方
①野沢菜は4㌢の長さ、ダイコンは幅2㌢ほどの縦にスライス、長ネギは斜め切り、マイタケはほぐす。豚バラ肉は6㌢の長さ、豆腐は1㌢の厚さに切る。
②鍋に水と野沢菜と漬け汁、しょうゆ、みりん、酒を入れて煮立たせる。ダイコン、長ネギ、マイタケ、豚バラ肉、豆腐を加え、数分煮て具材に火が通れば出来上がり。
※締めはゆでたうどんやそうめん。ごま油やラー油をたらすのもおすすめ。
サバ缶ブイヤベース

汁ごと入れたサバ缶とたっぷりのキノコ。身近な材料で地中海風の魚介鍋に。野菜はお好みのもので。

材 料 (2~3人分)
●ニンニク 4片
●タマネギ 小1個
●オリーブオイル 大さじ2
●ハクサイ 100㌘
●エリンギ 2本
●エノキ 250㌘
●サバの水煮缶 2個
●水 4カップ
●トマトの水煮 150㌘
●塩 小さじ1/2
●コショウ 適宜
作り方
①ニンニク、玉ねぎは粗みじん切りに。ハクサイは4㌢にざく切り、エノキは4㌢の長さ、エリンギは薄切りにする。
②鍋にオリーブオイルを入れ火にかけ、ニンニクと玉ネギを入れてしんなりするまで炒める。サバの水煮缶(汁ごと)、水、トマトの水煮、ハクサイ、エノキ、エリンギ、塩、コショウを加えて煮る。具材に火が通れば出来上がり。
※おすすめの締めは、残ったスープに水とご飯を適量加え煮て、溶けるチーズをさっと混ぜたリゾット。
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