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創立75周年 11月16日に記念の定期演奏会

上田グローリア合唱団


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絆・希望・そして未来へ

 上田市内で最も古い歴史を持つ合唱団「上田グローリア合唱団」は今年、創立75周年を迎えます。16日(日)に上田市のサントミューゼ大ホールで開く定期演奏会ではその記念の意味も込め、華やかに盛り上げようとしています。

 同団の始まりは終戦直後の1945(昭和20)年のクリスマスイブに、市内のある家庭に集まった16人で讃美歌を歌ったこと。その集まりを元に、5年後に合唱団として活動を始め、地域で歌声を披露してきました。明日の生活もどうなるか分からない状況でも、歌うことで乗り越えられる――。そんな思いが今も、活動の原点にあります。

 長年にわたって地道に活動してきた同団も、コロナ禍では3年間、演奏会を自粛せざるを得ませんでした。その間に退団するメンバーもあり、それまで50人だった団員が30人にまで減りました。演奏会ができるようになってからは、積極的な募集を行って仲間を増やし、現在は40人に。その中には再び戻ってきた人や、新たに加わった若者の姿もあり「これからの活動に弾みがつきました」と小林法子団長は喜びます。

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 メンバーを指導するのは、指揮者を務める宮下靖弘さんと柳澤順子さん。具体的で分かりやすく、ユーモアを交えた説明で、楽曲に込める思いをメンバーに伝えます。

 定期演奏会は、戦後80年の節目を踏まえて「絆・希望・そして未来へ」というテーマを据え、4部構成のプログラムで送ります。中島みゆき、谷川俊太郎らの名曲や、ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の楽曲を披露。来場者と大合唱を楽しむ場面も。エレクトーンの工藤雅子さん、上田染谷丘高校舞踊班などがゲスト出演します。

 午後2時開演。入場料は一般1200円、小中生500円。当日券もあります。

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