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国際バレエコンクールで上位入賞

白鳥バレエ学園上田教室 片山 大岳さん (丸子北小学校6年生)

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将来はプロのダンサーを目指して

 2025年4月に米国で行われたバレエの国際コンクール「ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)」の9~11歳男子クラシック部門で3位に入賞。国内での競争を勝ち抜くのも大変なコンクールで上位に入ったことで周囲の期待が一気に集まる中、片山さん自身も「将来はプロになりたい」と夢を膨らませています。

 バレエを始めたのは3歳から。テレビを見ながら踊っていた様子を見た母の由加里さんが「この子はダンスが向いているのでは」と、白鳥バレエ学園に入学させました。

 現在は上田教室(鍜冶町)と長野、松本の教室で、合わせて週6日のレッスン。土・日曜にはそれぞれ6時間ずつも受け、レッスンがない日も自宅があるお寺の境内で練習。

学園長の塚田たまゑさんと
学園長の塚田たまゑさんと

 学園長の塚田たまゑさん(長野市)は、「振付を覚えるのが早くて、センスもいい。体型も外国人と比べて見劣りしないし、何より努力家ですね」と、〝努力できる才能〟も含めて高く評価しています。また、同コンクールの審査員たちからも将来性を買われ、多くのバレエ学校からの誘いがあり、副賞のスカラシップ(奨学金)で、米国や豪州のバレエ団に短期留学もしました。

 塚田さんから「何でもやってみなさい」とアドバイスを受け、国内外で学びの機会を得たり、さまざまな演目に挑戦したりしながら演技力に磨きをかけている片山さん。次回の同コンクールにも挑む予定で、先頃行われた日本予選でも1位を受賞しています。

 今夏、パリ・オペラ座教師の夏季講習(東京)に参加。その中で、来年1月のオペラ座の教師の指導が受けられるパリ研修に参加できる生徒の1人に選ばれました。世界を目指し着実に歩みを進めています。

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