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地域の皆さんとのふれ合いを深めたい

長野大学「お花し支援プロジェクト」

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地域に関われる喜びを感じながら

 長野大学の学生でつくるグループ「お花し支援プロジェクト」は、地域の住民と世代間交流を進め、社会での孤立を防いだり、地域で暮らす楽しみを感じたりできるよう、さまざまな取り組みを展開しています。現在、運営メンバー26人とボランティア55人が活動し、同大学のある上田市下之郷やその周辺で住民とのふれ合いを深めています。

 同大学が学生の独創的な活動に資金を援助する「夢チャレンジ制度」を活用した取り組み。代表で社会福祉学部3年生の髙橋初奈さんは「大学での学びを通して、地域の方の声が聴きたい、お話がしたい、何か役に立つことがあればやりたいと考えていました」と、プロジェクトを立ち上げた思いを語ります。

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 プロジェクトでは、地域包括支援センターや社会福祉協議会に、一人暮らしや高齢者世帯の人、あるいは自治会など「自分たちが役立てるかもしれないところ」を紹介してもらい、学生が訪問。初回の訪問時にはかわいらしい花の鉢植えを贈って、訪問先の人と話を交わします。困り事を聞き、力仕事や窓ふき、庭の草取りなどを引き受け、それ以降も定期的に訪ねていきます。また、公民館などで行われる高齢者向けのスマホ教室の講師を担当することも。

 訪問先の住民からは「若い人とたくさん話ができてうれしかった」「力仕事をやってもらい助かった」「パソコンやスマホの使い方を教えてもらえた」など感謝する声が多く寄せられています。一方、活動する学生側も「地域の人と関われて良かった」「地域のことも知ることができてうれしかった」と、地域の人たちから得ることも多いようです。

 同プロジェクトは今後も、より多くの人たちと信頼関係を築きたい考え。活動の様子は、公式インスタグラムや公式ラインで発信しています。

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