夏休みの自由研究コンクールで大賞受賞
- weeklyueda2024
- 2024年2月10日
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上田市・本原小3年 若林 泰佑さん

モモの値段は本当に6個1000円でいいのか―を検証
通信教育大手のベネッセが主催する「夏のチャレンジ全国小学生『未来』をつくるコンクール」の自由研究部門で、最高賞の大賞を受賞。その研究タイトルは「本当にもものねだんは6こで1000円でいいのか」でした。
夏休みに、本原の畑で祖父母が作る桃の収穫、販売を手伝う中で「これだけ手間暇がかかるのに、安すぎないかな?」と疑問を持ったことがきっかけ。家族に話したところ「だったらそのことを自由研究にしてみたら」と背中を押され、収穫から直売所に桃を並べるまでの様子をしっかり観察し、写真に収めました。
「6個1000円」は、祖父の宏光さんと祖母の美智子さんが話し合って決めた値段ですが、その桃は、店頭に並べてから8分で完売。「朝4時から仕事を始めて、箱詰め、ラベル張りなど、いろいろ手間をかけているのにこの値段では安すぎる。もっとおじいちゃんたちがもうけられるといいな」と、お盆を挟んだ1週間、毎日少しずつ価格を上げて、売り切れるまでの時間を直売所の出口で測りました。
「長い時間かけても全部売れればいいから」と調査を進めた泰佑さん。最終的には6個で1500円でも、50分で売り切れることが分かりました。

研究の結果を伝えると、宏光さんは「来年はもう少しいい値段で売ろうかな」。その言葉を聞いた泰佑さんは「もっといい桃を育てられるように、来年からは最初からたくさんお手伝いしたいと思います」と張り切ります。
大賞受賞の知らせが届いたのは11月。それを聞いて、泣きそうになるほど喜んだという美智子さんをはじめ、おいしい桃作りに取り組む家族みんなの励みにもなりました。泰佑さんの詳しい研究内容は、2月中にベネッセのホームページで紹介されます。
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