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大切に育てたトウモロコシ、今年も販売します!

菅平小学校(上田市)の模擬会社「菅小ドリームワークス社」

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前年の反省点を生かし、新しい挑戦も

 菅平小学校(上田市菅平高原・全校児童57人)が、学校近くの畑で育てたトウモロコシが、間もなく収穫時期を迎えます。全校児童が社員の模擬会社「菅小ドリームワークス社」は今年も、地域の人たちに感謝を込めてトウモロコシの販売を計画。「たくさんの人に来てほしい」と準備を進めています。

 「菅小ドリームワークス社」は、2015年から続く取り組みで、児童(社員)たちが学年ごとに役割分担してトウモロコシの栽培から販売までを行います。

 各学年の取り組みは、集会や校内での掲示を通して共有しながら進めています。

 6年間通して活動に関わるためか、前年の反省や改善点が次の年に引き継がれるようになっています。例えば、今年の5年生は、前の年に育てたトウモロコシが日当たりの関係で品質にばらつきが出ていたため、その畑では今年、トマト、ニンジン、ジャガイモといった別の野菜を育てることに。収穫した野菜は、給食の材料などに使うことにしています。

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 今年植えたトウモロコシは、ピーターコーン1800本。苗づくりから収穫まで、先生や保護者、地域の農家の方の知恵や力を借りながら作業をしています。全体を取りまとめるのは6年生の役目で、副社長を務める岡村飛里(ひさと)さんは「畑の様子をたびたび見に行ったり、全校をまとめたりするのが大変です」。それでも新しい取り組みにも意欲を持っており、社長を務める前澤花愛(はな)さんは「販売だけでなく、冷凍保存したトウモロコシをケーキやスープの材料に加工できないか考えています」と話しています。

 販売は8月下旬の予定。「お客さんを笑顔にする」ことを企業理念に掲げているため、価格を1本100円に設定しました。販売の日程や場所は同校のホームページで確認を。

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