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珠算の全国大会で優勝、暗算検定で最高位の十段取得

金山 奈央さん (中学3年生 上田市)

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「そこそこ」では満足しない、強い意思

 上田市材木町の金山奈央さん(屋代高校附属中3年)は、昨年末の「全国そろばんコンクール」(日本珠算連盟主催、中学2年の部)と今年3月の「英語読み上げ算競技全国大会」(実行委員会主催、中学生の部)で優勝を飾り、このほど上田市長表彰を受けました。6月には、暗算検定の最高位である十段にも合格。さらに技量を磨こうとしています。

 金山さんが珠算を始めたのは3歳の時。「当時数字を書くことができたので、計算に強くなれるといいね」と母親の麻紀さんに勧められ、近くの珠算教室に入りました。その後「習わせっぱなしでなく、サポートもできるようになりたい」というお母さんと一緒に、教室に通いました。

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 上田北幼稚園の年長の時に、日本商工会議所主催の珠算能力検定、日本珠算連盟主催の暗算能力検定でともに1級に合格。周囲の大人たちを驚かせるほど、幼いころから飛び抜けた実力を付けていました。

「珠算は、筆算なしで計算できるし、とにかく集中力がつくのが一番の魅力です」と話す金山さん。「大会で勝ちたい、検定に合格したい」という強い気持ちを持ち続け、今でも毎日最低でも30分は練習し、検定試験前にはほぼ1日中打ち込むといいます。

 初対面では落ち着いたクールな印象を受けますが、話しているうちに「そこそこではだめ。負けたくない」と、負けず嫌いな一面も。全国大会で最高の結果を残せるのは、そんな性格と日々の努力の積み重ねがあるからです。

 金山さんが力を入れているのは珠算にとどまらず、同じ時期に始めた書道は学校の部活動でも取り組んでいて、全国大会で金賞を受賞。 またクラシックバレエのレッスンにも通っており、珠算で培った強い意思と集中力で熱心に学び続けています。

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