書道パフォーマンスグランプリ全国大会に出場!
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- 2月1日
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上田西高校書道部の皆さん

体全体で筆を操り、皆の力を合わせて作品に
上田西高校書道部が、第4回全国高等学校書道パフォーマンスグランプリの東海大会で優勝し、1月中旬に千葉市で開かれた決勝大会(全国大会)に出場しました。書道部にとっては、2年ぶり2回目の決勝の舞台。部員たちはこれまでの練習の成果を存分に発揮しました。同大会は、音楽に合わせて縦4㍍、横6㍍の紙に文字を書き上げ、書の完成度とパフォーマンス力を競います。
上田西高書道部は、「飛龍乗雲(ひりゅうじょううん=龍が雲に乗って空へ舞い上がる様子)」の4文字を大きく書き、その言葉に込めた思いを両側に書きました。
作品のテーマになった言葉は、部員一人一人の才能を生かしたパフォーマンスをしたいと、2年生の山口恵吹さんが選びました。顧問の白井道彦先生は「見栄えのする文字をよく選んだなと思います」と振り返ります。

作品の上部には篆書(てんしょ)の龍、下部には草書(そうしょ)の龍を配置し、篆書の龍を頭、草書の龍を身体に見立てる構成に。また、掲げた大筆を龍に見立てて踊らせたり、レースがついた扇子を雲に見立てたりするなど、パフォーマンスでも龍が海原から舞い上がる様子を表現しました。
同校書道部の部員は現在、18人。全員が高校に入ってから書道パフォーマンスを始めたといいます。普通の毛筆で書くのとは違い、大きな筆を体全体で操りつつ、全体の完成像をイメージしながら、一人一人が自分の担当する部分を仕上げていくことが、集団で行う書道パフォーマンスの難しさ。
大会当時に部長を務めていた吉村以莉さん(3年)は「パフォーマンス中も団結感を感じられる」と楽しさを語り、後輩たちにさらなる活躍を期待しています。
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