県高校総体・なぎなた競技で2位
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- 7月26日
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上田西高校2年生 竹内 紗雪さん

全国の舞台で、いい試合を見せたい
上田西高校2年生の竹内紗雪さんは、なぎなたに打ち込む16歳。6月に松本市で行われた県高校総体の個人試合の部で2位に入り、今月31日から島根県出雲市で始まる全国高校総体(インターハイ)、9月は滋賀県の国民スポーツ大会に出場します。
竹内さんがなぎなたを始めたのは、小学3年生のとき。競技経験者の母親の勧めがきっかけで、小学生の妹も同じ教室に通っています。学校の部活動ではなく、坂城スポーツ少年団(坂城町)に所属し、練習は県なぎなた連盟の坂城教室を拠点に行っています。

同教室には現在、小学生から50代の男女がおり、毎週土曜日に坂城町武道館に集まって活動していますが、竹内さんはそれ以外にも、木、金曜日は松本市で稽古。さらに強化練習や遠征試合にも出向き、「なぎなた一筋」の生活を送っています。
競技用なぎなたの長さは約2㍍。重さは650㌘以上で、自在に操るにはかなりの修練が必要です。種目は「個人試合」「団体試合」「演技」があり、どの種目でも「型・発声・体さばき」のすべてが美しくないと、勝ち進むことができません。
歴史と伝統のある武道で、第2次世界大戦のころには女子生徒の必修だったなぎなたですが、現在は競技人口が少なく、県内では大町岳陽高校(大町市)に同好会があるのみ。その中で上位に食い込む竹内さんは、「孤軍奮闘」の珍しい存在。
「多くの大会に出て経験が積め、幅広い年齢層の人と練習できることが楽しいです」となぎなたの魅力を語る竹内さん。動画サイトで試合や演技を見るなど、研究を続けています。
試合に勝つこと、大会で上の成績を目指すことだけでなく「いい試合をして、先生に恩返しをしたい。そして後輩たちに目指される存在でありたい」と、自分自身を磨く努力も惜しみません。
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