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自慢の作品を、上田市高齢者文化祭に出品します

上田市高齢者福祉センター陶芸クラブの皆さん


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陶芸を自由に楽しんでいます

 上田市高齢者福祉センター陶芸クラブは、同センター近くの陶芸棟で活動しており、発足から55年を数える伝統あるクラブです。現在は60~80代の合わせて15人が在籍。3~12月の毎月第1・3週の木~土曜日に集まっています。

 メンバーの陶芸歴は、始めたばかりの人から10年を超える人までさまざま。講師はおらず、ベテラン会員を中心に、お互いに相談をし合って作品を仕上げていくという形をとっています。ろくろは使わず、型や手、手作りの道具を使うスタイルで、手間はかかる分、作者のオリジナリティーが発揮できます。

 会のモットーは「自由に」創作すること。会長を務める船田和則さんは「気楽に楽しめないと続きませんから。作品が自分の思い通りの形になればうれしいし、うまくいかなかったらやり直せばいいんです」とにこやかに話します。作陶だけでなく、坂城町のバラ公園へ出かけたり、食事会を行ったりして、会員同士の交流も盛んです。

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 会員は日頃の活動で、湯飲み、コーヒーカップ、皿、小鉢、箸置き、花瓶、小物など思い思いの作品を制作。焼き上がった作品が窯から出された瞬間、わあっと歓声が上がり、笑顔があふれます。「きれいな色に焼けたね」「思った以上に良い色が出た」など、その場で感想を交わし、作品の出来映えを喜び合うのも、窯出しの楽しみの一つです=写真。

 作品は、10月10日にサントミューゼ小ホール(上田市天神3)で行われる上田市高齢者文化祭に出品予定。同祭に出品するようになってから、入会希望者が増えてきました。

 同クラブの年会費は5000円(材料費は実費負担)。入会や見学は随時歓迎しています。問い合わせは上田市高齢者福祉センター(☎0268・22・4119)へ。

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